【覚えるのが難しい】アロマ検定の香りテスト攻略法

アロマ検定 香りテスト攻略法

今までの人生の中で積極的に『香りを覚える』経験をしたことがない方がほとんどなので、香りを覚えることに戸惑う方もいらっしゃるみたいです。

 

みなさん、それぞれの覚え方があると思いますが、

 

ちょっと待って!!

 

今日は、私のスクールでおすすめしていて好評な
アロマテラピー検定の香りテスト対策の勉強法をご紹介します。

 

香りテストの対象精油は

アロマテラピー検定は、(公社)日本アロマ環境協会(AEAJ)の各試験の中で
唯一香りテストがある試験です。

アロマテラピーの試験をペーパーだけで終わらせてしまうと、
香りを嗅いだことがない人も現れてしまうからでしょう。

 

アロマテラピーは香りありきですから、試験でも取り入れているのだと思います。

まずは対象となる精油をみてみましょう。

 

2級は9種から、1級は17種(2級の香りプラス8種)から2問出題されます。

 

2級 9種
スイートオレンジ ・ ゼラニウム ・ ティートリー ・ フランキンセンス ・ ペパーミント ・ ユーカリ ・ ラベンダー ・ レモン・ ローズマリー 

 

1級 17種
イランイラン ・ クラリセージ ・ グレープフルーツ ・ ジュニパーベリー ・ スイートオレンジ ・ スイート マージョラム ・ ゼ ラニウム ・ ティートリー ・ フランキンセンス ・ ペパーミント ・ ベルガモット ・ ユーカリ ・ ラベンダー ・ レモン ・ レモングラス ・ ローズマリー ・ ローマンカモミール 

 

 

①右脳を使って覚える

香りを覚えるとき左脳を使って覚える方が多いですが、私のスクールではおすすめしていません。

 

左脳を使って覚える方法とは、

精油をクンクン嗅いで、

『この香りは・・・○○○(精油名)』

と、これを何度も繰り返すという覚え方です。

 

私はこの方法よりも、右脳(イメージ)を使って覚えることをおすすめしています。

 

嗅覚は、脳の中でも本能的な部分へと真っ先につながります。
その部分は記憶中枢のすぐ近くにあります。

 

したがって、自分自身の香りの印象やイメージでおぼえるほうが、記憶されやすいからです。

 

この方法で香りを嗅ぐと、イメージを引き出そうとして香りに意識を集中させるので、
時間がたつごとに香りが微妙に変化することもキャッチできるようにもなるからです。

 

さらにイメージするときには、クレヨンや色鉛筆などを使ってイラストを描いてみてください。
色を使い、自分の手を動かしてイメージを描くことでより記憶されやすくなります。

 

アロマテラピーを楽しむとき、その方の感性って、とても重要です。
感性はどなたでもお持ちですから、磨いてみませんか?

 

きっと感性が輝き始めると共に、アロマがもっと楽しくなると思います(^-^)

 

 

こちらは、私のスクールで使っている香りのイメージングシート。

上の四角の中には、イメージやイラストを書き、
その下の罫線にはそれらの説明を箇条書きします。

イラストは思い浮かんだ風景でもいいし、色や形だけでも構いません。
じょうずに描く必要もありませんよ(^-^)

誰かに見せるものではありませんから、自分がそのイメージを見て精油を思い出せるならOKです!

 

このようにして香りをイメージで覚えていくと、香りは覚えやすくなります。
こちらのダウンロード用のPDFをご用意しているので、よろしければご利用ください。

香りのイメージング

 

もちろん、左脳的に覚える方が得意な方はそれでもOKです!

 

②香りのエピソードとデータも

そしてもう一つ一緒に覚えてほしいのが、香りのエピソードやデータも同時に覚えるということです。

なぜかというとインターネット試験になったことで、出題形式が変わったからです。

 

コロナ感染症が流行する前までは、香りテストの出題形式はとても単純でした。

※遮光瓶に入った香りが一斉に配られる

①番の香りは、次の4つのうちどれですか?

A.イランイラン
B.ラベンダー
C.フランキンセンス
D.クラリーセージ

答え:単純に香りだけを選ぶ

 

というものでした。

 

それがコロナ感染予防として、インターネット試験に変更になり、
香りは試験前に、香りが入っている袋が送られてきます。

 

それを試験当日まで保管しておき、当日それを開封して答えるというものです。

 

ココからは私の憶測ですが・・・
中には試験当日前に開封してしまう人もいるということを想定しているのだと思います。
いわゆるカンニングね‥‥

 

単純に香りを選ぶのではなく、エピソードも含めた本文から選ぶようになっています。


①番の香りのエピソードは次の4つのうちどれですか?

A.名前はフィリピン語で「花の中の花」を意味している
B.学名には「洗う」や「青みががかった鉛色」に由来する
C.幹の表面を傷つけてでる乳白色の樹脂から抽出される
D.二年草で成長すると1mほどに育つ植物

答え:エピソードで何の精油か答える

 

という形式です。

そのため単純に香りを覚えるだけではなく、香りとともにエピソードも同時に勉強しなければならないということですね。

香りのエピソードというのは、公式テキストの各精油で紹介されている、
「植物について」や「精油について」に書かれています。

香りのイメージングをしながら、エピソードを書くと右脳と左脳を程よく活用して覚えるので、覚えやすいと思います。

 

まとめ

①右脳を使って覚える

香りのイメージを、イラストやマークなどクレヨン(色えんぴつ)を使って表現する。

そのときにご自分でノートやスケッチブックを用意してもいいですし、
このイメージングシートをお使いください。

香りのイメージング

 

 

②香りのエピソードやデータも一緒に覚える

①のイメージングシートに香りのエピソードも加えて覚えていくことで、
アロマ検定の出題対策にもなります!

 

香りのエピソードというのは、公式テキストの各精油で紹介されている、
「植物について」や「精油について」に書かれています。

こちらも書き込みながら、ご自身のイメージと紐づけして覚えていきましょう!

 

アロマテラピー検定を『試験』と気負わず、楽しみながら学習すればもっとアロマが好きになるかもしれません!

最後までお読みいただきありがとうございました。